神戸市北区で循環器内科をお探しなら|
押谷クリニック
動悸・息切れ・胸の痛みなどの症状や、 高血圧・不整脈・心不全などの循環器疾患に幅広く対応しています。
当院では、小児から成人・高齢の方まで 年齢を問わず診療を行っております。 「どこに相談すればいいかわからない」と感じたときも、 まずはお気軽にご相談ください。
循環器内科とは?
私たちの体の中では、絶え間なく血液が循環しています。血液は、頭から足の先まで張り巡らされた血管の中を流れ、全身に酸素や栄養を届けています。
循環器内科は、この血液の流れに関係する病気を診る診療科です。特に、血液を送り出すポンプの役割をする「心臓」と、血液の通り道である「血管」に関する病気を中心に診療を行います。神戸市北区の押谷クリニックでは、これらの病気の予防や、生活習慣の改善などについて、きめ細かくアドバイスいたします。
小児循環器内科とは?
赤ちゃんから大人まで、生まれつきの心臓病(先天性心疾患)を持つ方の診療を行っています。また、心筋炎、不整脈、川崎病による心臓の影響など、子どもの時期に発症する様々な心臓の病気にも対応しています。
乳幼児健診で心臓の雑音を指摘されたお子様や、動悸、胸の痛みがあるお子様の相談も承っています。必要な場合は、専門病院と連携して検査や治療を行います。
先天性心疾患とは?
先天性心疾患は、生まれつきの心臓の病気のことです。赤ちゃん100人に1人の割合で見つかる、比較的多い病気です。
心臓の構造は人によって様々で、心臓の中の壁に穴が開いている場合や、血液の流れる道が狭くなっている場合など、症状はお一人おひとり異なります。そのため、お子様の状態に合わせて、丁寧な診察と適切な治療を行っています。
定期的な検査や経過観察を通じて、お子様の成長をしっかりとサポートいたします。心配なことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
心不全外来|息切れ・むくみ・疲れやすさが気になる方は
ご相談を
心不全とは?
心不全とは、心臓のポンプ機能が低下し、全身に十分な血液を送り出せなくなる状態を指します。初期の段階では軽い疲労感や息切れ程度ですが、進行するとむくみ、倦怠感、呼吸困難などの症状が現れ、日常生活に大きな影響を及ぼします。
神戸市北区の日の峰にある押谷クリニックでは、心不全の早期発見・進行予防を目的とした専門的な診療を行っています。具体的には、以下のような診療を行います。
- 心不全のリスク評価と検査(心エコー・心電図・血液検査など)
- 症状の管理と薬物治療の最適化
- 生活習慣の指導(食事・運動・水分管理など)
- 再発・悪化を防ぐための継続的なフォローアップ
心不全は慢性的に進行する病気ですが、適切な治療と管理を行うことで、症状を抑え、生活の質を向上させることが可能です。
「最近、疲れやすい・息切れがする・足がむくむ」といった症状が気になる方や、心不全のリスクがあると言われたことがある方は、ぜひ一度ご相談ください。
循環器内科で
よくある疾患・症状
動悸・息切れがする
動悸や息切れは、心臓や肺の働きが関係する症状です。軽いものならストレスや運動不足が原因のこともありますが、心不全、不整脈、貧血、肺の病気が隠れている場合もあります。特に安静時にも症状が出る場合は注意が必要です。
症状
- 脈が速くなる、または乱れる
- 少し動くだけで息切れする
- 胸の圧迫感やめまいを伴うことも
ケア方法
- 安静にして深呼吸を試す
- 水分をとり、カフェインやアルコールを控える
- ストレスを溜め込まないようリラックスを心がける
- 頻繁に症状が出る、強い胸の痛みを伴う場合は早めに受診
胸の痛み
胸の痛みは、心臓・肺・胃などさまざまな原因で起こります。狭心症や心筋梗塞などの心疾患が原因のこともあれば、肋間神経痛や逆流性食道炎が関係することもあります。
症状
- 締めつけられるような痛み、圧迫感
- 運動時やストレスを感じたときに悪化する
- 痛みとともに冷や汗や吐き気を伴うことがある
ケア方法
- 安静にし、楽な姿勢をとる
- 胃の不調が疑われる場合は、刺激の少ない食事を心がける
- 痛みが長引く、または強くなる場合は早めに受診
脈が速い
脈が速くなるのは、体がストレスや運動、病気に反応しているサインです。運動や緊張による一時的なものもありますが、不整脈や甲状腺の異常が原因の場合もあります。
症状
- 脈が速く感じる
- 息切れやめまいを伴うことも
ケア方法
- リラックスして深呼吸を試す
- 頻繁に脈が速くなる場合は受診
むくみ・足のむくみ
足のむくみは、体液が溜まることによって引き起こされます。長時間立っていることや心不全、腎臓の問題などが原因となることがあります。
症状
- 足や手、顔などが膨らむ感じがする
- 靴がきつく感じることも
ケア方法
- 足を高くして休む
- 塩分を控えめにして、定期的に運動を心がける
昼間の眠気・いびき
昼間の眠気やいびきは、睡眠時無呼吸症候群や過労が原因で起こることがあります。十分な睡眠が取れていない場合や、呼吸が一時的に停止する症状がある場合は要注意です。
当院では睡眠時無呼吸症候群の検査やCPAP治療も行っています。睡眠時無呼吸症候群を疑うような症状がある場合は、医師にご相談ください。
症状
- 昼間に強い眠気を感じる
- いびきが大きく、呼吸が止まることがある
ケア方法
- 睡眠の質を改善するために、規則正しい生活を心がける
- いびきがひどい場合は専門医を受診する
心不全
心不全は、心臓が十分に血液を送り出せなくなる病気です。高血圧や心筋梗塞が原因となることが多く、早期の診断と治療が重要です。
症状
- 息切れやむくみ
- 疲れやすく、体力が低下する
ケア方法
- 体重を測り、むくみがひどくなる前に休息を取る
- 塩分を控え、薬の服用を忘れずに
狭心症・心筋梗塞
狭心症は、心臓の血流が一時的に不足し、胸の痛みや圧迫感が生じる状態です。心筋梗塞は、血流が完全に遮断されることで心筋が壊死する重篤な病気です。どちらも心臓の疾患で、早期の発見と治療が必要です。
症状
- 胸の痛みや圧迫感、息切れ
- 動悸や冷や汗を伴うことも
ケア方法
- 痛みがひどい場合はすぐに救急を呼ぶ
- 適切な治療と生活習慣の見直しを行う
不整脈
不整脈は、心臓の拍動が不規則または異常な速さで起こる状態です。多くは無症状であっても、症状が現れた場合は心疾患や血栓などのリスクを伴うことがあります。
症状
- 脈が速く、または遅くなる
- 動悸や胸の違和感、めまいを伴うことも
ケア方法
- 心拍数が乱れる際には安静にする
- 症状が頻繁に起こる場合は受診をおすすめ
弁膜症
弁膜症は、心臓の弁に異常が生じる病気です。弁が開かなくなったり、閉じなくなったりすると、血液の流れが乱れ、心臓に負担がかかります。症状が進行すると、心不全を引き起こすこともあります。
症状
- 息切れやむくみ
- 胸の痛みや動悸
ケア方法
- 定期的な検査を受ける
- 進行が見られる場合は手術が必要となることも
当院で行う心臓・循環器の検査
押谷クリニックでは、動悸・息切れ・胸の痛み・疲れやすさなど、心臓や血管に関わる症状に対して、年齢や症状に応じた適切な検査を行っております。特に心臓疾患は早期発見・継続的な経過観察が重要です。当院では以下のような検査を行い、正確な診断と治療方針の決定に活用しています。
子どもの循環器診断・
検査方法
子どもの循環器疾患は、先天性心疾患や不整脈、川崎病などが代表的です。乳幼児は症状を言葉で伝えることが難しいため、健診や症状のサインを見逃さず、必要な検査で正確に評価することが重要です。
心電図検査(ECG)
不整脈や心筋の異常を調べます。
心エコー検査(超音波検査)
心臓の形や動きを確認し、先天性心疾患や弁の異常を診断します。
胸部X線検査
心臓の大きさや肺の状態を確認し、心不全の兆候を調べます。
子どもは自覚症状を訴えにくいため、動悸や息切れ、疲れやすさなどが気になる場合は早めに受診しましょう。
大人の循環器診断・検査方法
大人の循環器疾患には、高血圧、狭心症・心筋梗塞、不整脈、心不全などが含まれます。特に生活習慣病と関わりが深く、症状が出る前に適切な検査を受けることが大切です。
主な検査方法
心電図検査(ECG)
不整脈や心筋梗塞の兆候を調べます。
心エコー検査
心臓のポンプ機能や弁膜の異常を診断します。
ホルター心電図
(24時間心電図)
日常生活での心拍の変化を記録し、不整脈を詳しく調べます。
運動負荷試験
(トレッドミル検査)
心臓に負荷をかけて狭心症の有無を確認します。
血液検査
(BNP・Dダイマーなど)
心不全や血栓症のリスクを調べます。
動悸や息切れ、胸の痛みが気になる場合はもちろん、高血圧や糖尿病がある方は定期的な検査を受けることで、心疾患の早期発見につながります。