神戸市北区で呼吸器内科をお探しなら｜
押谷クリニック
咳・痰・息切れなどの呼吸器症状から、 気管支炎・喘息・肺炎・睡眠時無呼吸症候群まで幅広く診療しています。
当院では、お子さまからご高齢の方まで 年齢を問わず呼吸に関わる症状の診療が可能です。 「長引く咳が気になる」「どこを受診すればいいか分からない」 といった場合も、まずはお気軽にご相談ください。
- 咳・痰・息切れなどの呼吸器症状に
お悩みの方へ - 呼吸器内科の受診タイミングとは？
- 呼吸器内科で診療する主な病気について
- 子どもに多い呼吸器の疾患・症状
- 呼吸器内科で行う診断・検査方法
- 睡眠時無呼吸症候群（SAS）の診療を
ご希望の方へ - CPAP療法について｜無呼吸症候群の治療をお考えの方へ
咳・痰・息切れなどの
呼吸器症状にお悩みの方へ
呼吸器内科は、のど・気管・気管支・肺など、呼吸に関わる器官の病気を専門的に診療する科です。
一般の内科でも診療は可能ですが、咳や痰、息切れなど呼吸器の症状が気になる場合は、神戸市北区にある押谷クリニックの呼吸器内科へご相談ください。
呼吸器内科の
受診タイミングとは？
咳の症状
咳は風邪やアレルギーによる一時的なものだけでなく、気管支炎や喘息、肺疾患の初期症状である可能性もあります。次のような咳がある場合は、呼吸器内科の受診をおすすめします。
- 2週間以上続く咳
- 夜も眠れないほどの激しい咳
- 季節や環境で悪化する咳
- 食事中のせき込み
特にご高齢の方は、食事中の咳き込みから肺炎を引き起こす可能性もあるため、早めの受診が大切です。
痰の症状
痰が出る症状は、気道の炎症や感染が原因で起こることが多く、症状が長く続いたり色がついている場合は注意が必要です。以下のような痰の症状がある方は、早めにご相談ください。
- 2週間以上続く痰
- 緑色や茶色など、色の付いた痰
- のどに絡む粘り気の強い痰
- 痰の絡んだ咳が続く
特に喫煙習慣のある方は、深刻な病気の可能性もあるため、早めの受診をおすすめします。
息切れ・息苦しさ
息切れや呼吸のしづらさは、加齢だけでなく心肺機能の低下や呼吸器疾患のサインかもしれません。次のような症状がある方は、一度ご相談ください。
- 階段や坂道で息切れする
- 少し動くだけで息が上がる
- 夜中に息苦しくて目が覚める
- 同年代の方と比べて息切れしやすい
呼吸器内科で診療する
主な病気について
呼吸器に関わる症状の背景には、いくつかの病気が隠れていることがあります。
押谷クリニックでは、以下のような呼吸器疾患についても診療・検査・治療を行っております。
気管支喘息
気管支喘息は、気道が炎症を起こし、気道が狭くなって息苦しくなる病気です。アレルギー反応や感染症が引き金となることがあります。発作的に息がしにくくなりますが、適切な治療で症状を管理できます。
症状
- 喘鳴（ゼーゼー音）、呼吸困難
- 咳が続く、特に夜間や朝方
ケア方法
- 吸入薬を使って気道を広げる
- アレルゲンや刺激物を避ける
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が停止することが繰り返される病気です。十分な睡眠が取れないことから、昼間の眠気や注意力低下が起こるほか、高血圧や心疾患のリスクもあります。
症状
- いびきがひどく、呼吸が止まることがある
- 昼間の強い眠気や集中力低下
ケア方法
- 規則正しい生活を心がける
- 医師による治療（CPAPなど）が必要な場合がある
急性気管支炎
急性気管支炎は、ウイルスや細菌によって気管支が炎症を起こす病気です。咳や痰が伴うことが多く、発熱を伴う場合もあります。
症状
- 咳、痰、発熱
- 息切れや胸の圧迫感がある場合も
ケア方法
- 十分な休息を取る
- 水分を多めに摂り、喉を保湿する
肺炎
肺炎は、肺に感染が広がることで炎症を起こす病気です。ウイルスや細菌が原因となることが多く、特に高齢者や免疫力が低下している人にとっては危険です。
症状
- 咳、痰、発熱、息切れ
- 胸痛や全身のだるさが伴うことも
ケア方法
- 抗生物質や抗ウイルス薬を使用する
- 十分な休息と水分補給を心がける
子どもに多い呼吸器の
疾患・症状
押谷クリニックでは、お子様の呼吸器症状にも丁寧に対応しています。神戸市北区で、お子様の咳や呼吸の異変に気づいた際は、どうぞお気軽にご相談ください。
クループ
クループは、喉（声帯周辺）が炎症を起こし、犬の遠吠えのような「ケンケン」という咳が特徴的な病気です。ウイルス感染が原因で、特に幼児に多く見られます。
症状
- 乾いた咳（ケンケンという音）
- 声がかすれる
- 息を吸うときにヒューヒューと音がする（喘鳴）
治療・ケア方法
- 湿度を上げ、のどを潤す
- 症状が悪化する場合は早めに受診する
気管支喘息
気管支が炎症を起こし、発作的に呼吸が苦しくなる病気です。アレルギーや感染が引き金となり、子どもにも多く見られます。
症状
- ぜいぜい、ヒューヒューという呼吸音（喘鳴）
- 咳が長引く
- 夜間や早朝に症状が悪化しやすい
治療・ケア方法
- 発作時は医師の指示に従い、吸入薬などを使用する
- アレルゲン（ホコリ・花粉など）を避ける
急性扁桃炎
扁桃（喉の奥のリンパ組織）が細菌やウイルスに感染して炎症を起こす病気です。特に学童期の子どもに多く、発熱を伴うことが特徴です。
症状
- のどの強い痛み（食事や飲み込みがつらい）
- 高熱
- 扁桃の腫れ、白い膿がつくこともある
治療・ケア方法
- のどを刺激しないように、冷たい飲み物やゼリーなどをとる
- 高熱が続く場合は受診し、必要に応じて抗生剤を使用
急性気管支炎
ウイルスや細菌の感染によって気管支が炎症を起こし、咳が続く病気です。風邪の延長で発症することが多いですが、細菌感染を伴うと重症化することもあります。
症状
- 痰を伴う咳が長引く
- だるさ、発熱
- 呼吸がしづらいことがある
治療・ケア方法
- 水分をしっかりとり、痰を出しやすくする
- 咳が長引く場合や高熱が続く場合は受診する
肺炎
肺に炎症が起こり、発熱や咳が長引く病気です。ウイルスや細菌が原因となり、乳幼児や高齢者では重症化しやすいので注意が必要です。
症状
- 高熱が続く
- 咳がひどく、痰が絡む
- 呼吸が苦しそうになることがある
治療・ケア方法
- 安静にし、十分な水分をとる
- 高熱や呼吸困難がある場合は早めに受診する
ぜいぜい（息が苦しそう）
子どもの呼吸がぜいぜいしている場合、気管支炎や喘息、クループなどの病気が考えられます。特に夜間や運動後に悪化しやすいのが特徴です。
症状
- 息を吸うとき・吐くときにぜいぜい、ヒューヒューと音がする
- 呼吸が苦しそうで、胸やお腹が大きく動く
- 咳が止まらない
治療・ケア方法
- 上半身を少し起こした姿勢で休ませる
- 症状が強い場合は早めに医療機関を受診する
呼吸器内科で行う
診断・検査方法
「咳がなかなか治らない」「息がしづらい」「夜間に呼吸が乱れる」——このような呼吸器の症状が続いている場合、その背景には気管支や肺、あるいは睡眠時の呼吸異常が関係していることがあります。押谷クリニックでは、呼吸器の状態を詳しく調べるために、以下のような検査を行っています。
画像検査
胸部レントゲン検査を中心に、肺の状態を詳しく確認します。異常が見つかった場合は、必要に応じて精密検査を行います。
血液検査
アレルギーの有無や種類を調べ、咳の原因を特定します。また、肺炎の診断や生活習慣病の有無も確認します。
呼吸機能検査
- 呼気NO検査：吐いた息に含まれる一酸化窒素の濃度を測定
- スパイロメトリー：肺の機能を総合的に評価
その他の呼吸器関連検査
当院では、インフルエンザ・新型コロナウイルスなどの感染症迅速検査、また睡眠時無呼吸症候群の簡易検査（在宅）なども行っております。症状や経過に応じて、最適な検査をご提案いたします。
睡眠時無呼吸症候群（SAS）の診療をご希望の方へ
睡眠時無呼吸症候群（SAS）は、睡眠中に呼吸が止まったり、浅くなったりする病気です。この状態が続くと、高血圧や糖尿病、心臓病などの原因となる可能性があります。
以下の症状がある方は、ご相談ください。
- 大きないびきを指摘される
- 睡眠中に呼吸が止まると言われる
- 夜中に息苦しさで目が覚める
- 朝の目覚めが悪い
- 日中、強い眠気がある
- 集中力や記憶力の低下を感じる
検査方法
まずは簡易PSG検査（自宅でできる検査）を行います。必要に応じて病院で精密PSG検査を実施します。
簡易検査では、指先に装着するセンサーで、睡眠中の血中酸素濃度の変化や、呼吸の状態を測定します。ご自宅で普段通りの睡眠を取っていただくだけの簡単な検査です。
検査結果に応じて、より詳しい精密検査（PSG検査）を行うことがあります。当院では在宅での簡易PSG検査が可能で、入院せずに検査を受けることができます。
CPAP療法について｜無呼吸
症候群の治療をお考えの方へ
CPAP（シーパップ）療法は、睡眠時無呼吸症候群の代表的な治療方法です。
就寝時に専用の装置を使用し、鼻から適切な圧力の空気を送ることで、睡眠中の無呼吸を防ぎます。
治療の流れ
1初診
まずは診察を受けていただき、症状をおうかがいします。睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は、ご自宅で簡易PSG検査を行います。
2ご自宅での検査
簡易PSG検査装置を装着して一晩お休みいただきます。この検査で、睡眠中の無呼吸の回数や程度、いびき、血中酸素濃度などがわかります。次回の診察時に結果をご説明いたします。
3CPAP療法
検査で睡眠時無呼吸症候群と診断された場合、CPAP装置をお貸しします。提携会社のスタッフがご自宅にうかがい、患者様に合わせた調整を行います。
4定期的な通院
CPAP装置の使用で、睡眠の質が改善し、日中の眠気も軽減します。治療効果を確認するため、月1回の定期受診をお願いしています。保険適用となりますので、継続的な治療が可能です。